企画は合コンの幹事のノリ 第11回|企画は合コンの延長よ。【1/4】
芦名:
ASH RADIO!さぁ、ということで、今回が第11回。
吉岡:
11回目ですね。
芦名:
何と本日は、例によって芦名表参道の秘書の吉岡さんに来ていただいてます。
吉岡:
はい。
芦名:
そして、何と本日はスペシャルゲストに、
坂梨夏木先生にいらっしゃっていただいています!よろしくお願いします。
坂梨:
よろしくお願いします。坂梨夏木と申します。よろしくお願いします。
芦名:
坂梨夏木はですね、えっと。早稲田大学アメリカンフットボール出身。
坂梨:
はい。
芦名:
名門の。アメリカンフットボール。
坂梨:
そうですね。名門の。
芦名:
で、そこから電通に入りまして、今は電通で広告マンとして日夜奮闘しておりますけども。そんな彼が、本日ゲストでお越しいただきました。一言お願いします。
坂梨:
はい。よろしくお願いします。
本日は僕からちょっとオファーを出させていただいて。
まぁそもそも芦名さんのなんかこう時間を奪えるからっていう。
ASH RADIOを通じれば、っていう思いでちょっとふらっと連絡させていただいたら、
二つ返事でOKだったので。今日はすごい楽しみにしてます。
よろしくお願いします。
芦名:
よろしくお願いします。
吉岡:
お願いします。
芦名:
ということで、早速いきたいと思います。
何から話しましょう。ASH RADIO毎回雑談ベースで入っていますけども。
坂梨:
いや、なんか8月、なんかその何ですかね。
過去の話をしてもすごい面白くないと思うし、すごい芦名さんも結構疲れちゃってると思うから。
電通の話とかプルデンシャルの話とかっていうよりも、なんか未来の話ができればなと思って。
芦名:
あぁ。珍しいですね。
吉岡:
確かに(笑)
坂梨:
直近で言うと8月8日に代官山のBVEATSの事業として。
芦名:
はいはい。あの天才的なフィットネスクラブで有名な。
吉岡:
(笑)
坂梨:
で、その10月29日でしたっけ、
まだ麻布第2号店みたいなことを展開していく中で、やっぱり忙しいじゃないですか?っていう単純な会話なんですけど、どうですか?その辺は。
芦名:
あんまり忙しいっていう感覚はないかな。
坂梨:
ない?
芦名:
うん。
坂梨:
へぇー!
芦名:
何だろうなぁ。まぁ忙しくないんだけど、
忙しそうって思われるっていうのは結構良いことで。
坂梨:
いいことですね。
芦名:
でも大体の人それが逆で、
忙しくなさそうなのに、何でお前「忙しい、忙しい」言ってんだよ、みたいな。
その現象を逆転できるっていうのは
社会人の中でもちょっと1個先に行く基準でもあるかなって。
で、僕の中で言うとあんまり忙しくないっていう。
でも一番どこが忙しいかって言うと、考え事が一番かな。
頭の中が忙しいっていう。
実働はそんなに。
坂梨:
あぁ。それはすごい良いことで、
今働き方改革をうたわれてるとか、どんどん実務作業をアウトソーシングするみたいな世の中になっている中で、それすごい良いなと思いました、今。
で、ASH RADIOでも触れられてたと思うんですけど、大阪にもどんどん展開していきたいとか、今後その麻布以降の展開とかビジョンとかあるんですか?
芦名:
良い質問ですねぇ。
吉岡:
アハハ。
坂梨:
言える範囲でいいんですけど。
芦名:
えっと、実は年明けに表参道をオープンさせます。
坂梨:
おぉ!
芦名:
これは誰にも言ってない(笑)
坂梨:
表参道!
芦名:
表参道。
坂梨:
まさに芦名表参道。
芦名:
まさに。
坂梨:
本拠地っすねぇ。
芦名:
で、その次六本木、中目黒、もしくは恵比寿くらいに4店舗目を出すかな、っていう。
坂梨:
へぇ、それもう物件とかもリサーチしてるんですか?
芦名:
表参道はもうほぼほぼ決まり。で、もう来週再来週に契約。
坂梨:
すごいなぁ。
芦名:
っていう。確かに何だろう、そのジムがどうなるかっていうのも見えないくせに契約しまくって、
実はその今回10月29日に麻布がオープンしたんですけど、10月29日の麻布の、8月8日に代官山がオープンして、10月29日に麻布がオープンで、麻布の契約は僕8月8日に契約してるんですよ。
坂梨:
うんうん。もうだからオープン当日。
芦名:
そう、オープン当日に契約のサインをしてるんで。
坂梨:
うんうん。はぁー。
芦名:
もう引き返しがつかないことをしまくっているっていう。
坂梨:
それはなんかある程度、確信を持って、最初からそうやろうと決めてたんですか?
その事業を立ち上げる前の企画の想念から、そうしようみたいな?
オープン、8月8日になります。でもその前に代官山における事業計画がある訳じゃないですか。
芦名:
うんうん。
坂梨:
そこの段階から、次は麻布だ、次は表参道だ、みたいな。
芦名:
あぁえっとね、具体的に言うと、明確な場所は決まってない。
でも店舗を展開しなくちゃいけないっていうのは決まってて。
それがどれ位でジムがパンクするかとか、っていうのも大体見込みがあって。
坂梨:
うん、だから今その結構パンクしてるっていう、まぁそれは見せ方だと思うんですけど。
ような状況で、あえてそういう状況を作って、どんどん展開していく、みたいな?
芦名:
いや、それは思ったより早くパンクした。
もうちょっと入れれるかなと思ったけど。意外とパンクが早かったから。
坂梨:
すごいっすよねぇ。サービスもすごいですよね。
僕もまだ全然できてないですけど。
芦名:
まぁビジネスをやる上で、そのキーファクターみたいなのが必ずあって。
どこを担保すれば絶対に成功して、どこを崩したら絶対に失敗するかっていうのは、
経営者に見えてなくちゃいけないから。
吉岡:
うーん!
芦名:
ってことはここを押さえれば絶対成功して、ここを押さえれば絶対失敗するっていうふうなことにならないようにやるっていうことが、確信。
坂梨:
うん。
芦名:
だからそのキーファクターを洗い出すためだけに死ぬ程企画をしたりとか、
考え事をするっていう。
坂梨:
うん。だからそこも芦名さんすごい所だなと僕思ってて。
その企画っておっしゃいますけど、
普通、考えるだけだったら別に成功も失敗もしないじゃないですか。
芦名:
うん。
坂梨:
その中で、その成功するファクター、失敗するファクターが仮にあるとしたら、(それを判断する)センスって多分経験でしか、(得られないと思う。)
凡人は経験でしか学び得ない中で、
(芦名さんは)企画の段階でその判断ができているわけじゃないですか。
芦名:
うん。
坂梨:
ここは押さえなきゃいけないポイントだな。
ここ押さえちゃうと、あ、失敗しちゃうな、みたいな。
芦名さんは想像と言うかイメージをものすごく具現化できる人だなと僕はすごい思ってますね。
っていうなんかヨイショしちゃいましたけど。
吉岡:
アハハ!
芦名:
まぁでも、それは僕もそのやり方を教えてくださいって言われても、
もう経験するしかないっていうのと。
坂梨:
そうですよね。
芦名:
あとは、僕は明確に確信がなかったら全部絶対チャレンジしてないから。
それはギャンブルになっちゃうから。
吉岡:
うんうん。
芦名:
明確な確信を持ってやるっていう。だから。
坂梨:
その明確な確信とかも、普通の人は確信になり得ないじゃないですか。
なぜなら経験したことないものを今やろうとしているから。
だから、心理的なハードルと、物理的なハードルも多分あると思うんですけど。
そこを僕みたいな凡人とかは結構乗り越えられないんですよね。
芦名:
はいはい。
坂梨:
明確ではないじゃないですか。それって未来の話なので。
でもそこを明確に、って言うじゃないですか。芦名さん言い切るし。
多分そこまでその思考をグルグル回して、
実際にトライアンドエラーしていると思うんですけど。
だからそこが僕は本当芦名さんはすごいなと思います。
芦名:
なんかね、ノリで言うと、合コンの幹事ぐらいのノリなんですよ。
坂梨:
それは何の、ですか?
芦名:
要は、例えば20時からの合コンで、この場所でこの人を呼んでこの人を呼んでこれをやって二次会ここに連れて行ったら絶対イケる!それが見えてる。
坂梨:
すごいですね。うんうん。
で、それって合コンだから置き換えやすいんですよ。
吉岡:
うんうん。
坂梨:
だって合コンは経験してるから。
というか合コンで成功も経験してるし失敗も経験してるから、
次の合コンをイメージできるじゃないですか。
なんですけど(芦名さんは今まで)パーソナルジムやった人ではないじゃないですか。
経営にこうど真ん中で携わっていたかどうかって全然違う話だと思うから。
その合コン、次の合コンの話をするように、それができるっていうのはもうものすごくなんか才能だと思いますよね。
それと合コンと同じ感覚で、自分はできるんだって表現できるのがすごいのかなって思いますけど。
芦名:
いや、でもそれはどこまで行っても合コンと同じ感覚だよ。
坂梨:
合コンをイメージできるのは僕もできるんですよ。
飯を食いに行くとかも全然できるじゃないですか。日頃やってるし。
吉岡:
うんうん。
坂梨:
上司と飲みに行く。上司を接待するとか。
芦名:
あぁ、そうそう。
坂梨:
そういうのはイメージできるじゃないですか。
それは、なぜイメージできるかって言うと例えば本もそうですし、
自分も経験してるから。
で、それ失敗して成功して、っていうトライアンドエラーを繰り返してるから。でも経営は経験したことない領域だと思うし。
経営に限らず、芦名さんはそのハリウッドもそうですし、プルデンシャルに飛び込んで、で、今自分はもう起業して、みたいな。そういうなんか自分の経験したことのない領域に飛び込む能力がものすごくなんか、僕なんか想像の範疇を超えてるというか、ですね。