若者って、自分のポテンシャルに気づいてない 第29回|人はできないことより、できることに怯える【2/2】


吉岡:

うーん。今後も結構バンバン採用していく感じなんですか?


芦名:

そうですね。


吉岡:

ふーん!


芦名:

まぁ今もすごく良いメンバーがたくさん集まってはいるんですけど。なんかもっとあの、飛び抜けた、というか。


吉岡:

うんうん。


芦名:

なんかこう、本当に組織を変えてくれるような。


吉岡:

うんうん。


芦名:

なんかまぁ僕が作った組織ではあるんですけど、なんかもう僕の感覚じゃ、僕の組織じゃないって感じなんですよ。


吉岡:

あぁ。


芦名:

なんかあんまり僕がこうピラミッドの頂点に立って、ってイメージじゃ僕は全然なくて。


吉岡:

うん。


芦名:

なんかこう、皆が自由にこうピンボールのようにポンポンポンって弾けて、思うようにやってくれればいいなっていう。


吉岡:

あぁ。


芦名:

組織自体が。


吉岡:

はいはい。


芦名:

そのためにはその、爆発力のある個人がすごく大事なので。


吉岡:

うーん!

え、爆発力のある個人が入ってくると、化学反応が起きるってことですか?


芦名:

化学反応じゃない、もう全部が変わります。


吉岡:

へぇー!


芦名:

要は例えばめちゃめちゃイケてる、めちゃめちゃ元気な奴が入ってくるってだけで、組織が元気になるじゃないですか。


吉岡:

うーん!


芦名:

みたいな話です。めちゃめちゃボーン!って売れる奴が入ってきたら、あ、そんなふうなやり方もあるんだ、っていうだけで皆の士気が上がったりとか、皆のスキルが上がったりするっていう。で、皆のリーダーシップが取れる奴がボンと入ってきたら、それだけで皆が付いて行ったりとか、生まれたりとか。


吉岡:

うーん!


芦名:

で、すごくモラルのある人が入ってきたら、チームのモラルが良くなったり。


吉岡:

うんうん。あぁ、なるほど、なるほど、なるほど。


芦名:

それはなんかこう、時に僕が持ってないもの、持ってるものまぁあると思いますけど。その持ってないものをこう、持ってる人が出てきたりすると、こうどんどん良くなりますよ。


吉岡:

うーん!なるほど、なるほどね。


芦名:

特に若者って、すごく面白いのが、自分のポテンシャルに自分で気づいてない人がめちゃめちゃ多いんですよ。


吉岡:

ふーん!


芦名:

僕自身もそうだったんですけど。

僕なんか仕事ができるなんか全く思ってなかったし。

クリエイティブができるなんか全く思ってなかったし。


吉岡:

はいはい。


芦名:

なんかその、それが多分意外とレベルの高い人と比べても負けない。


吉岡:

うんうん。


芦名:

っていうのが、どんどん出てくるんですけど。

でも若い人って比べたことないじゃないですか。


吉岡:

うんうん。


芦名:

だから全部何となく負けてると思ってるんですけど。


吉岡:

あぁー。あぁ、なるほどね。


芦名:

僕はそれにたまたま気付いたんですよ。たまたま周りの環境がすごく良くて。


吉岡:

うんうん。


芦名:

すごくレベルの高い人が多くて。で、レベルの高い人と比べても、あれ、全然負けてないなっていう。あれ、これ意外と行けんじゃないかって、意外と行けたり。


吉岡:

うーん!なるほどね。


芦名:

だからまぁその、

自分の才能にビビってるうちは何やってもダメですよね。


吉岡:

あぁ。


芦名:

結構才能にビビるんですよ。


吉岡:

才能にビビるっていうのは、自分が何もできないんじゃないかっていうので、ビビるってこと?


芦名:

いや、逆ですね。自分ができることにビビるんですよ。

できないことにビビるのはまぁ普通じゃないですか。


吉岡:

うん。


芦名:

でも、あれ、これもしかしてできちゃうかもしれないってことに意外とビビったりするんですよ、人って。


吉岡:

ビビるってどういうこと?できちゃって怖いってこと?


芦名:

例えば、まぁわかりやすく言ったら、

アメリカに行ったら新しい人に会えるかもしれない。

英語も喋れるようになるかもしれない。良いことしかないじゃないですか。


吉岡:

うん。


芦名:

っていうできることにビビってアメリカ行けない人がめちゃめちゃ多いんですよ。


吉岡:

へぇー!


芦名:

飛行機のチケットさえ買えないっていう。


吉岡:

えー?!


芦名:

だからほぼすべての人は、できることにビビったりするんですよ。


吉岡:

あぁそうなんだ。


芦名:

で、例えば石原さとみと付き合えますよ。

え、え、どうしよう。

いやぁ、ちょっと無理無理無理。行けない、行けない、行けない、みたいな。


吉岡:

はいはい。


芦名:

木村拓哉とデートする。いや無理無理無理。私無理無理。

意外とその可能性にビビるんですよ。


吉岡:

あぁ。


芦名:

で、自分の可能性にビビってるうちは何をやっても無理っていう。


吉岡:

うーん!なるほどね。自分の可能性にビビらないっていいですね。


芦名:

結構皆ビビりますよ。


吉岡:

うーん!なるほど。そんな感じで。


芦名:

はい。


吉岡:

はい。


芦名:

というような感じで本日もありがとうございました。


吉岡:

ありがとうございます。

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