できるビジネスマンは絶対リスケしない 第30回| マフィアの器【1/4】



芦名:

ASH RADIO!

さぁ、ということで。


吉岡:

記念すべき。


芦名:

あれ、これ30回ですか?


吉岡:

30回。


芦名:

第30回目ということで。

今日は何でしょうか。


吉岡:

いやなんかその、前に芦名さんがその、器に対するツイートをしてて。


芦名:

はいはい。


吉岡:

またツイート深掘りコーナーになるんですけど(笑)


芦名:

はいはい。ツイート。器。


吉岡:

器っていうのはじわじわ効いてくるんだよな、と。

正しいかどうかよりも、儲かるかどうかよりも、器がでかいかどうかが何よりの鍵だ。

正しさで勝とうとするなら、器で勝て

っていう話をしてて。


芦名:

うーん!


吉岡:

器って何だろう?っていう。思ったんですよね。器で勝て、って。その器って何?っていう。器がでかいって言うと、なんか心が広いみたいなのと同義ですか?


芦名:

まぁまぁ。近いですけどね。まぁもうちょっとビジネス的に言うと、肉を切らせて骨を断つってわかります?


吉岡:

あぁ、言葉は。


芦名:

はい。要は侍の多分言葉だと思うんですけど。


吉岡:

はいはい。


芦名:

要は肉を切られるのは別に死に直結しないからOKだと。

でも骨まで切られたらもう終わると。

だから一番良いのは肉を切らせて、相手に刀を挟ませて、

うわ、刀が抜けない!ってさせて、

その隙に思いきり首をパチーンって狩りに行くっていう。


吉岡:

うーん!


芦名:

なんかその、肉を切らせる器ですよね。


吉岡:

あぁ、なるほどね。なるほどね。


芦名:

全然良いと。最後勝つのは自分だから、っていう。

なんかそこじゃないですかね。


吉岡:

あぁ、はいはい。


芦名:

だからちょっとまぁマフィアになってくると、戦略的に肉を切らせたりするんですけど。


吉岡:

あぁなるほどね。わざとね。


芦名:

で、なんかまぁそれがチンピラとマフィアの違いだと思うんですけど。


吉岡:

うん。


芦名:

チンピラとかだとその1個被害を被っただけでめっちゃキレるんすよ。

テメエ、ふざけんなよ!この野郎!とかってなんかなるじゃないですか。

それはチンピラなんですよ。要は貸し借りを理解できてないんで。


要は貸しができるってことは、すごくマフィアにとっては良いことなんですよ。


吉岡:

うーん!うん。


芦名:

そしたらもう向こうはこっちの言いなりなので。

そこでキレちゃうと、もうそれ帳消しじゃないですか。


吉岡:

うんうん。あぁ、はいはい。


芦名:

だからそれはマフィアのボスだったら全部許してあげるんですよ。

「あぁこんなことしちゃったんだ。どうする?」


吉岡:

うんうん。


芦名:

もう向こうは怖くてしょうがない訳ですよ。何かやられるんじゃないかなって。

「まぁ命は助けておきますよ。」

もうめちゃめちゃ怖いじゃないですか。


吉岡:

うんうん。


芦名:

したらもうその後の交渉も全てこっちの、うまくいくじゃないですか。


吉岡:

あぁはいはい。なるほどね。


芦名:

まぁマフィアとかで言ったらもちろんそうですけど。

なんかビジネスの世界もどんだけ貸しを作れるかっていう。

で、どれだけ借りないかってのはすごく大事ですね。


吉岡:

うーん!貸しを作る、ね。うんうん。


芦名:

例えばなんか、ビジネスの世界で言うと、ちょっと時間変えてくれませんか?って、リスケのお願いをするじゃないですか。

これめちゃめちゃ借りを作っちゃうんですよ。


吉岡:

あぁ、はいはい。


芦名:

だってこっちがお願いして、向こうは良いですよってなってる訳じゃないですか。


吉岡:

うんうん。


芦名:

したら、もうこっちは時間変えてもらっちゃってすいません、って所から始まっちゃうじゃないですか。

それ逆にしなくちゃいけないっていう。


吉岡:

あぁ。


芦名:

だからできないビジネスマンはどんどんリスケするんですけど、

できるビジネスマンは絶対リスケはしないっていう。


吉岡:

ふーん!なるほどね。


芦名:

リスケする人はあの、ビジネスマンじゃないですよ。

もうビジネスを理解してないですよね。


吉岡:

あぁ。


芦名:

平気でリスケする人とか。


吉岡:

はいはい。


芦名:

平気で借りを作ってる訳じゃないですか。

何で平気で借りを作るかって言うと、それを借りだと思ってない人なので。

ってことはそんな人にいくら貸しても返ってこないんですよ。


したら、その人と絶対ビジネスやる必要ないじゃないですか。

っていうふうにして、本当にビジネスができる人からしたら、

どんどんそこら辺を見極められちゃうので。


吉岡:

うーん!なるほどね。はぁー。


芦名:

で、やるって言ったらやらなきゃいけないし。

やらないんだったら最初からやらないって言った方がいいんですよ。


吉岡:

うんうん。


芦名:

なんか後から変えるとかって、借りがどんどんできちゃう。


吉岡:

あぁー。なるほど、なるほど。

貸し借りみたいな、なかなか普通の会社員とかだと理解できないですよね。

理解しないですよね、多分その。


芦名:

まぁだから会社員なんじゃないですか。例えば、会社から給料をもらってます。


吉岡:

うん。


芦名:

会社に借りがあるなんて、全く思わないじゃないですか。


吉岡:

うーん!うん。まぁ確かにね。あぁ。


芦名:

それはだから全部当たり前だと思って生活してるので。


吉岡:

うんうん。


芦名:

それはなんか新しい事業を任せるかって言ったら、任せないですよね。


吉岡:

うーん、なるほどね。自分で経営とかビジネスをやってくってなった時に、

その貸し借りのあれがないと。


芦名:

そうです、そうです。


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